こんにちは! 依田晴義です😊
⼀年でいちばん暑い季節となりましたが、皆様元気にお過ごしですか?
お盆、お彼岸と続くこの時期、お墓参りをしていただくとご先祖様もきっと喜ばれると思います。
もちろん、暑さには気を付けていただいて…。
今⽇は⽯の話題から離れて、「供養の⾷」について書いてみようと思います🙌
昔からお彼岸の和菓⼦と⾔えば「おはぎ」「ぼたもち」。
どちらも、もち⽶とうるち⽶(ご飯になるお⽶)を混ぜて炊き、つぶしてあんこをつけたものです。
つまりどちらも材料は⼀緒で、春と秋のお彼岸によって呼び⽅が異なります😳
春に咲く牡丹の花にかけて「ぼたもち」(牡丹餅)、秋に花が咲く萩にかけて「おはぎ」となります。
また、花の咲く様から、つぶあんのものをおはぎ、こしあんをぼたもちとしているところが多いようです💡(地域性や諸説はあるようです)
「暑さ寒さも彼岸まで」という四季の変化に富んだ、⽇本ならではの⾔葉がありますね
そんな⽇のご馳⾛に、昔の忙しい農家では、おもちより簡単に作ることの出来る⾏事⾷として、
この「おはぎ」「ぼたもち」が、今のように定着したのかもしれません🧐
また、あんこの元となる⼩⾖はその⾚⾊から、⾚飯や⼩⾖粥など、お祝いや魔除けに使われる⾷材です。
さらに、昔の⼈にとって砂糖といえば、気軽に使うことの出来ない⾼級⾷材だったはずです。
⽇本の古⺠家は「夏仕様」で作られてきたと⾔われるほど、
昔の⼈にとっても夏の暑さは1年間の中で特別なものでした。
秋のお彼岸を迎え、暑い⽇々の終わりをご先祖様に感謝しながら味わう、
そんな「おはぎ」の⽢味は格別だったのではないでしょうか😁
「おはぎ」や「ぼたもち」は⽇本の⾵⼟と供養⼼に根ざした、奥深〜いスイーツ!?と⾔えそうですね。